文章が上手に書けるようになりたい

子どもの頃、「本を読みなさい」とたくさんの人に言われました。記憶に残っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。当時の私にとってその言葉は、「面倒だなぁ」という感覚でしかありませんでしたし、実際に本はほとんど読みませんでした。

 

 

この書籍の序文を読みながら、ふと「(あなたが大人になった時、文章を上手にかけるようなるために)本を読みなさい」と言っていたのだろうかと思いました。

果たして本を読まなかったことが、上手に文章が書けないことと直接関係があるかは今となってはわかりませんが、高校生の頃に教室でよく本を読んでいた人が著名な作家となっていることを考えると、全く関係ないことではなさそうです。

本を知ったきっかけは、シゴタノ! 仕事を楽しくする研究日誌において、過去5年間に紹介した本のうち今すぐ読むべき5冊記事中に紹介されていたことです。そして、お金を払って購入したのは表題のとおりの思惑があって本書に期待したからです。

 

第1章を読んで、私にとっての上手な文章とは、読み手にとってわかりやすい文章なのだと再認識しました。読んでその情景が頭に浮かぶとか、流れるような文面に引き込まれたとか、そういう感想を持つことができる文章が書ければ、それはそれで嬉しいはずですが、一度読んだ読み手に理解される文章が書けるようになりたいと感じています。この書籍においても文学的なものは扱わず、実用的な文章の作文に視点がおかれていますので、私には合っているのかと思います。

 

私が仕事で文章を書くのは、PC操作のためのマニュアルが中心で、それらは絵や写真と共に記載されることもあり、作文の力を要求されることは、ほとんど無いと感じています。しかし、ブログ記事を掲載するときはなかなか文章が思い浮かばなかったり、一旦書いた原稿を読みなおして修正することの連続です。やっとの思いで修正し、満足して掲載した文章のはずですが、それを数日後に読み返すとどこか直したいと感じる箇所があります。このところブログをビジネス用途で利用するという視点も必要なのではないかと感じていますので、作文力を学んでいきたいと思います。

 

いつ読んでも(自分が)満足できて、(わかりやすいね)と言われる文章が書けるようになりたい

そのような思いで、読み進めています。

 

文章が上手かどうかって、読者の意見が無いとわからないですよね。皆さんよろしくお願いします。