ネットワークケーブルを配線する作業をしてきました。貸事務所で「フロア下にケーブルを通せるよ」と聞いていたのでOAフロアなのだろうと予想。
現地を確認すると前の賃借人が退居した後なのでしょう、新しいカーペットが敷き詰められています。さっそくフロア下を確認します。
粘着剤が付いているカーペットの端をペンチで掴んで剥がしてみるとプラスチック製のタイルが見えます。タイルを上方向に引っ張り外してみると、床面と脚が一体になっている構造でした。
脚と脚の間にケーブルを這わすことができます。10数本なので難しいこともないでしょう。
フロア下の配線で用意した道具
電気工事技師など有資格者ではないので、特別な道具は何も持っていません。
右上にあるケーブルの断線をチェックできるテスターがちょっとそれっぽいですが、それ以外は文房具レベルの品。それでも配線を通すくらいなら大丈夫です。
必須のアイテムはメジャー(テープがスチールのもの)です。距離を測るという用途もありますが、ケーブルを入口から出口に通す時に活躍します。(プロ用途では専用の道具があるようです)
ケーブルを通してみる
ケーブルの入口から出口までを測ると4mほど、入口と出口のカーペットとタイルを外して、メジャーを伸ばし差し込んでいきます。目盛りが4mになったら出口付近に移動するとメジャーの先端が見えています。
その先端にネットワークケーブルをテープで留めて、メジャーを戻すことでケーブルを通します。
図面によると、90度方向を変えて配線する指示があったので曲がるところのフロア下を開けて作業。
写真見るとケーブル散らかってるし、いかにも素人ですね。
気をつけるのはタイルには9本の脚があるので、戻す時にケーブルを踏まないようにすること。ケーブルが密な箇所ではペンライトと伸縮式の指示棒が役立ちました。
また、写真を見るとわかりますけどカーペットの目地は縦横交互なので、カーペットを戻す時は向きに注意します。
トラブルもなく数時間で作業完了。後日ネットワーク機器の接続やコンピュータの設置を行います。これは本職の範囲です。
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