「携帯電話等の電源をお切りいただくか、マナーモードに設定してください。」
厳粛な場、公共のスペースでよく聞かれるアナウンスです。
今日は子どもの卒業式。例外なくこのアナウンスを耳にして厳かに式典が始まりました。
携帯電話機が普及した頃には、静かな場に着信音が鳴り響くこともありましたが、さすがに今日の式典で着信音を聞くことはありませんでした。
ところが着信音以外の音がかなり聞こえて、少しばかり興ざめすることとなりました。
聞こえてくるのは、デジタルカメラやビデオカメラの動作音。雑踏の中では気にすることもない、ビデオカメラが録画記録開始・停止時に鳴らす “ピポッ” 音とか デジタルカメラでフォーカスが合った時になる “ピピッ” 音です。
卒業式会場では最後列に座り、すぐ後ろが壁だったことも、この音が耳に響く原因だったのかもしれません。
これらの動作音は設定で鳴らなくすることができるでしょう。スマートフォンのようにワンタッチという訳には行かないかもしれませんが、設定のメニューの中にあるはずです。
RICOH GXR の操作音量設定画面
JVC GZ-E265 マナーモード入にすることで動作音が停止しスクリーンが減光状態になる
デジカメやビデオカメラはスマフォより以前から活躍する映像機器です。これらの設定についても確認をしてからお出かけになるとよろしいと思います。
卒業式から帰ってきた子どもも、この動作音について語ったので記事にすることにしました。最前にいる子どもたちにも聞こえいているんですね。
子どもの晴れ舞台をしっかりと記録してあげることも良いですが、その時にしかない瞬間を心から祝ってあげるのが一番と感じました。私も少し反省です。
卒業おめでとう!