IDとパスワードの他に、信頼できるデバイスに確認コードを送って本人確認を行う2段階認証。Appleでは2ステップ確認と呼んでいます。
Apple IDに2ステップ確認を設定すると、以下のケースで利用中のデバイスに送られてくる確認コードを入力する必要があります。
- アカウントに変更を加えるとき
- iCloudにサインインするとき
- 新しいデバイスでiTunesやApp Storeで購入するとき
面倒に感じるかもしれませんが、安全のためにしっかりと設定しておきたいものです。と言いながら、今まで放置していた自分に反省しつつ作業を行います。
Apple ID 2ステップ確認の導入方法
My Apple ID ページから作業を行います。[Apple IDを管理] ボタンからログインします。
パスワードとセキュリティから、”利用を開始する” を選びます。2ステップ確認の説明を良く確認しながら進みます。
先に進むと、設定するのに3日待つようにとのことでした。セキュリティ上の配慮でしょう。
作業は一時中断。Apple IDの他、登録してあるメールアドレスに2ステップ確認がリクエストされた旨、メールが届きます。
3日待って作業再開
設定手続きの待機期間が終了したとのメールが来て、作業再会です。
3日前同様に、My Apple IDにログイン、パスワードとセキュリティから、”利用を開始する” を選びます。説明を再度確認しながら進みます。
ステップ1/4 信頼できるデバイスの設定
電話番号を追加から、SMSメッセージを受信できるスマートフォン・携帯電話の番号を追加します。iPhoneの電話番号を入力しました。
番号を追加すると、さっそくSMSメッセージに確認コード (4桁の数字) が送られてくるので画面に入力します。
次のステップで、信頼できるデバイスを追加することができます。iPhone/iPad/iPod touch を探すを有効にしてあるデバイスが追加できます。(iOSの[設定アプリ]-[iCloud]で確認)
デバイスを追加すると、そのデバイスに確認コードが送られてくるので入力する必要があります。
ステップ2/4 復旧キーのプリント
Apple IDのパスワードを忘れた、あるいは信頼できるデバイスを紛失した場合は復旧キーが必要になります。忘れずに書き留めるかプリントして保管します。
ステップ3/4 復旧キーの確認
前のステップで保管した復旧キーを入力する画面になります。確認の意味ですね。
ステップ4/4 ステップ確認を有効にする
表示された内容を良く確認して、同意のチェックボックスにチェックして、2ステップ認証を有効にします。
3日待つのは長い気もしますが、作業を開始すれば数分で作業を完了させることができます。しっかりと設定して、安全で楽しいAppleライフにしたいですね。