師走になってそろそろ年賀状に使う写真の準備を、とお考えの方もいらっしゃることでしょう。
パソコンに保存されている家族や旅行の写真を加工したいけれど、どんなソフトを使えば…。購入するのももったいないし…。
それなら、オンラインで利用できる PIXLR EDITOR がおすすめです。インターネットに繋がったコンピュータがあれば、お手持ちの写真を費用をかけずに加工することができます。
PIXLR EDITORで写真を加工する
ブラウザから、PIXLR EDITOR ( http://pixlr.com/editor/ )を開きましょう。(ブラウザはGoogle Chrome を使いました)
コンピュータに保存されている写真を使うなら「コンピュータから画像を開く」から始めます。加工したい写真を選びましょう。
写真の不要な部分をカットする切り抜きツール
サンプル写真を開きました。
このままでも良さそうですけれど、右端に写っている壁のスイッチがなければスッキリしそうです。
切り抜きツールを選んで、アスペクト比を幅4、高さ3として写真上をドラッグしました。アスペクト比は、お好みで1:1や3:2、16:9など設定してみましょう。
キーボードのReturn (Enter) を押すと、青いハンドルで囲まれた範囲がトリミングされます。
失敗したら、[編集]-[取り消す]を選んで元に戻すことができます。
※写真の保存方法は一番最後を見てください
暗い写真を補正する レベル補正機能
いい構図なのに逆光で被写体が暗くなってしまった写真ってありますよね。そんな写真はレベル補正をして明るく修正してみましょう。
[調整]メニューから [レベル…] を選びます。
写真を見ながら、赤丸で囲まれたスライダーを左に移動させて調整します。
初めに右端のスライダーを左に移動させます。次に中のスライダーで中間色の調整をします。多めに左に移動させて戻してくるとわかりやすいかもしれません。(サンプルは明るい部分が少ないので極端に調整しています。)
調整できたら[OK]ボタンで決定します。
スクリーンで見ている時と印刷された状態の印象が違うこともありますから、設定値をメモしておくと良いかもしれません。
文字の挿入と装飾
タイプツールを使って文字を挿入することができます。
タイプツールボタンを押して、写真上でクリック。フォントから書体を選んだり、サイズやスタイル、色の調整ができます。
[OK]で決定した後、移動ツールを使って文字を移動させることができます。
文字にドロップシャドウ(影)をつけてみました。
レイヤーパネルで文字のレイヤー(A) が選択されていることを確認して、レイヤースタイルボタンを押します。
ドロップシャドウにチェックを入れて、右側で設定値を自由に変更しましょう。色も選べます。
保存する
保存するには [ファイル]-[保存…] を選びます。
マイコンピュータを選んでご自分のコンピュータに保存しましょう。
保存された写真画像を年賀状ソフトに読み込んで印刷してみましょう。
いかがでしょうか。時間のない方でもササッと作業できるのでは?
PIXLR EDITORにはもっとすばらしい機能がありますけれど、年賀状の写真を用意するにあたり必要そうな作業を掲載してみました。
大掃除の合間にでも素敵な写真を作ってみてくださいね。
本格的に写真加工…ならこちらはいかがでしょうか。