11月中に発売される予定のiPad mini Retinaディスプレイモデル。昨年発売されたiPad mini からほぼ1年、新製品を心待ちにしている方もいることでしょう。
大きな変更点は何といってもRetinaディスプレイが搭載されることですね。スクリーン解像度は2048 x 1536ピクセル 326ppi(iPad mini は1024 x 768ピクセル 163ppi)。写真は鮮やかに美しく、文字もよりくっきり見えるディスプレイです。
チップはiPad AirやiPhone 5sと同じ、A7+M7モーションコプロセッサ(iPad mini はA5)。現状で最高とされるチップで動作速度も申し分ないことでしょう。
価格をiPad Airと比較してみると、同じ容量で10,000円 (16GBは9,900円) 違う構成になっています。32GBの iPad Air (Wi-Fi) が61,800円、同じ32GBの iPad mini Retinaディスプレイモデル (Wi-Fi) で51,800円です。
容量が増えると10,000円プラスとなるので、例えば Airの16GBは miniの32GBと同じ価格になります。
大きさと販売価格を比較
iPad mini Retinaディスプレイモデル |
iPad Air | iPad mini | |
---|---|---|---|
サイズ | 高さ: 200mm 幅: 134.7mm 厚さ: 7.5mm |
高さ: 240mm 幅: 169.5mm 厚さ: 7.5mm |
高さ: 200mm 幅: 134.7mm 厚さ: 7.2mm |
重量 (Wi-Fiモデル) |
331g | 469g | 308g |
価格 (Wi-Fiモデル) |
16GB 41,900円 32GB 51,800円 64GB 61,800円 128GB 7,1800円 |
16GB 51,800円 32GB 61,800円 64GB 71,800円 128GB 8,1800円 |
16GB 31,800円 |
現行のiPad miniと比べると、厚さプラス0.3mm、重量でプラス23gとなっています。Retinaディスプレイの搭載の影響でしょうか。いずれにしてもそれほど気にする必要のない数値ではないでしょうか。
Air と mini は性能は同じで、異なるのはサイズと価格だけになります。どちらにするか迷う方もいるかもしれませんね。
容量の違いで同じ価格になるのが悩ましい。10,000円頑張ってAirにしようとか、容量重視でminiにするなど考えてしまいそうです。
あなたはどちらを選ぶ?
iPad miniは小さなバックにも入ってしまうので、お出かけなどに気軽に持って出ることができます。(参照: 実物大の iPad mini を身近なものと比較してみました)また、仰向けになって見るのにも楽ちんな大きさと重量。いつでも近くに置いて使いたいです。
ただ、iPhoneを使っていると miniが登場する機会は減りますね。iPhoneでいっか、となってしまうことが多いです。
Airは軽量化されたとはいえ、少し大きいのでいつでも持ち歩くのは厳しそうです。解像度は同じでもディスプレイサイズが9.7インチと7.9インチと異なるので、Airの方が文字など読み取りやすいと思われます。打ち合わせなどで相手に画面を見せるときはAirの大きさはちょうどいいと感じています。
もし始めてiPad シリーズをお考えでしたら、店頭で手にとってみることをおすすめしたいです。Webで見ているだけでは感じられない発見があるのかもしれません。
ちなみに 私はRetinaディスプレイでないのは iPad mini だけなので、iPad mini いいな〜状態でいます。
為替の影響などで少し高め?とも感じてしまう新しいiPadの商品構成。じっくり考えてベストiPad探してくださいね。