[Word for Mac] タブを使った文字揃えの設定方法

Word for Mac

Wordでタブを使った文字揃えの操作方法についてご説明します。作成するサンプルは以下のとおりです。

タブによる位置揃えのサンプル

1行目は行頭文字の設定をしています。2行目以降はタブとリーダーによる位置揃えです。目次などのレイアウトでも使えそうです。

最初に、前回の記事(ぶら下げインデントによる文書レイアウト)同様に編集記号を表示するボタンを使い、編集記号が表示される状態で入力を始めます。

入力例とタブの表示

編集記号が表示される状態だと、tab キーの入力は “右青矢印” で表示されます。tab キーで文の間を区切りながら入力します。tabキーを続けて2回押すところもあります。

行頭文字の設定

入力が済んだら、1行目の段落にカーソルを置いて、■の行頭文字を設定します。( [書式]-[箇条書きと段落番号] からもできます。)

行頭文字の設定

 

タブとリーダーによる位置揃えの設定

次に1行目を除いた残りの行を全て選択して、[書式]-[タブとリーダー] を選びます。

タブとリーダーダイアログボックスの [タブ位置] に “6” と入れて[設定] ボタンを押します。

タブのダイアログボックス1

続けて、[タブ位置] に “28” を設定します。28字のタブは、右揃えでリーダーを設定してから[OK] します。

タブのダイアログボックス2

タブとリーダーを設定した文書ができあがりました。このときルーラーは以下のようになっています。

ルーラーの状態

(文字を選択した状態で)ルーラーに付いているタブマーカーを動かしてみて、タブマーカーの移動で文字が移動することを確認しましょう。

タブを使えるようになると、文書レイアウトのバリエーションが広がると思います。

以下の例は、中央揃えのタブを使ったカレンダーレイアウトです。表を用いなくても、タブだけでレイアウト可能です。

カレンダーのサンプル

作成したファイルは、こちらからダウンロードできます。繰り返し練習してみてくださいね。

 

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