年末恒例 – 餅つきをして新年を迎える準備

毎年、年末には餅つきをしています。杵と臼を使わない餅つきですが、子どもたちも冬休みでワイワイ盛り上がりながら作業しています。

こちらは餅つきの必需品。頼れる相棒 タイガー餅つき機「力じまん」。ネーミングがいいですね。

餅つき機「力じまん」
(ふたの上に置いてあるのはキッチンタイマー)

わが家では、餅米10kgを用意しています。1回の餅つきで1升1合の餅米を使います。1-1-1って覚えてます。これを5回繰り返して、家族・兄弟で分けます。残った餅米はお赤飯にしています。

餅つきの流れ

前夜から水に浸けておいた餅米をせいろに入れます。お釜に水を張って沸騰させておきます。

餅米をせいろにいれる お釜の水を沸騰させる

お釜の上にせいろを載せて餅米を蒸します。

せいろの周りにつく水分が少なくなりかけたら、火を強くして一気に蒸します。蒸し具合は食べてみて判断。

蒸しあがった餅米を「力じまん」に投入します。

餅米を機械に投入 餅米を投入した直後

キッチンタイマーで12分をセットしてスイッチを入れます。モゴモゴと動き出してお餅つきしてくれます。

ここまでの作業は、最初にご紹介した「力じまん」だけでできてしまいます。しかし、餅米と水を一緒に入れて、蒸して、ついての作業は時間がかかります。餅つきを5回行うわが家では、「つく」作業だけ機械に頼って、残りを分業化して時間短縮しています。

餅がつけたら、片栗粉をひいた台に移して木枠の中に手早く広げます。その後、ゴザの上で一晩お休み。明日、適切な大きさに切ります。

片栗粉の上で広げる 広げた餅を冷ます

すぐ食べる分は、手でちぎって”きな粉” と ”あん” で和えました。写真はありませんが、大根をおろしてからみ餅もつくりました。

きな粉とあんのお餅

つきたては、言うまでもなく美味。食べ過ぎに注意ですが、今日ばかりはお腹いっぱいになりました。

餅つきの歴史についてウィキペディアには以下の記述があります。

古来から日本では、稲作信仰というものがあり、特に平安時代から朝廷に推奨され顕著になった。これが現在でも受け継がれ、正月などのハレの日の行事には欠かせない縁起物の食材となっている。このため、米などの稲系のもので作った餅が簡便で作りやすく加工しやすいことと相俟って、多様なつき餅の食文化を形成している。

いろいろな食べ方ができて保存もできるお餅。歴史ある縁起物の文化はわが家でも受け継いでいきたいと思いました。