ポートフォリオは改造で完全に手放せないアイテムとなった

MOLESKINEポートフォリオには、A4サイズのビジネス書類の他、iPadも入れることがあります。

最近では、コンビニ袋、携帯おしぼりなど中に入れる物も多様化してきました。

メモポケットなどをご利用の方は経験があるかもしれませんが、たくさん入れるとカバーが閉じにくくなったり、カバン内で納まりが悪くなったりします。また、紙製品ですから、iPadなどの重量物は丁寧に入れないと長期間の使用で底抜けの心配もあったりします。

そこで、改造することにしました。右の写真を見てすぐに気がつくなら、かなりモレスキンに入れ込んでいる人ではないかと思いますがいかがでしょう。


本来、底にあたる部分を切り取ってしまい、入り口としています。上下を逆に使っていることになります。

上下が逆になると底にあたる部分が固いカバーになりますので、重いものを入れても安心。移動中はカバンの中に入れたままですので、このほうが書類も取り出しやすく快適になります。

上下を逆さまに使うポートフォリオの作り方

底の部分を切り取る

ポートフォリオをひっくり返して、底にあたる紙を丁寧に切り取ります。事前に雑誌などを目一杯入れて、そのままひっくり返し作業しました。そのほうがポケットが広がっているので作業が楽でした。

3辺まで切り取った様子。全て切り取ってよいかちょっと悩んでいたので、最後の1辺は残して作業続行。(結局、切り離して反対に貼ったのですが…)

折り返し部分を製本テープで補強

折り返してある部分は、製本テープで補強しておきます。テープ幅は15cmくらいでした。内側は仕切りとなる紙があたるので少しだけ折り返して貼っています。

底になる部分に切り取った紙を貼る

先ほど切り取った底の部分は、本来の入り口部分に貼ります。はじめに仮当てして雰囲気をつかんでから、必要なところに糊を塗って貼りましょう。私は最初と最後だけ糊を塗り、あとは折り目に沿って差し込んでおきました。

ここまでできればひとまず完成。切り取った部分は、マスキングテープなどで目隠しをするといいと思います。

たくさん入れるためのもう一工夫

外表紙の厚紙については、背にあたる部分の折り返し位置を変更しました。写真のように定規などをあてて折り返しを変更します。力まかせにすると曲がった折り目がついてしまうかもしれませんので慎重に。

折り返し位置の変更により、底となる部分が広がってより多く入れることができます。広げる幅は、カバンのサイズなどと相談した方がいいでしょう。

私はポートフォリオをiPad置きとしても利用しますので、この折り返し位置はiPadを使う時の傾斜角を決めることにもなります。

カバンからの書類の出し入れも快適、iPadを置けば、手前から引き出しのごとく書類を出して参照できます。スペースの少ないノマドワーキングにもよろしいかと思います。

 

MOLESKINEはノートとして思いを受け止めてくれる存在のほか、仕事や日常を手助けしてくれる素敵な文房具であることを実感した作業でもありました。