メインマシンがノートブックになりました。ノートブックコンピュータを使うときに気になるバッテリーについて、Appleのサイトで調べてみます。
使用中のコンピュータは、MacBook Pro 15インチ(以下Pro)とMacBook Air 11インチ(以下Air)です。バッテリーの仕様は以下の通りです。
Pro | 内蔵リチウムポリマーバッテリー(77.5Wh) |
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Air | 内蔵リチウムポリマーバッテリー(35Wh) |
どちらもリチウムポリマーバッテリーです。Proは最大7時間(ワイヤレス環境)で、Airは最大5時間(ワイヤレス環境)となってます。まだ少しの時間しか触ってませんが、ワイヤレス接続してネット見ながらテキスト文書を作成する程度であれば、公表時間どおり動くのではないでしょうか。
Appleのサイトを参照して
温度環境
バッテリーの駆動時間と耐用年数を最大限延ばすための温度環境について理想的なのは室温に近い22℃で使う事、Macが最適に動作する温度を10℃〜35℃としています。(保管場所の適温範囲は-25℃〜45℃)
保管温度については、夏の車中に放置したりしなければ問題ないでしょう。気を使うとすれば、寒い季節は利用しない深夜など、カバーに入れて保管することでしょうか。
充放電サイクル
MacBook、MacBook Pro、MacBook Airに内蔵されているバッテリーは、容量が80パーセントに低下するまでに1,000回もの充放電サイクルをこなすように設計されています。
[アップルメニュー] – [このMacについて]から、[詳しい情報…]ボタンで「電源」の項目を見ると充放電回数が見れますね。使い方にもよるでしょうけれど、3年位は100%充電できるのでしょうか。とても長持ちなバッテリーだと思います。充放電回数って電源プラグ差し込んだ回数かと思っていたら違いました。100%充電した回数と…。以下のAppleのサイトに説明があります。
Adaptive Charging(アダプティブチャージング)技術がバッテリーの劣化を軽減させるので、最長で5年間も使い続けることができます。
最長5年使えるとは、驚きです。バッテリー性能を向上させるアップデートを定期的にリリースとありますので、ソフトウェアアップデートはチェックしないといけませんね。
アダプティブチャージング技術については以下に説明がありました。
言葉どおりの「最上機種」ノートブック─MacBook Pro 17|Web Magazine OPENERS
使い方
理想的なのは、通勤の電車の中でノートブックを使い、オフィスで充電のために電源につなぐといった利用方法です。
バッテリーを放電状態と充電状態で使い、バッテリー内の電子を動かす必要があるということですね。常時電源コンセントに接続してるのは推奨しないと。利用頻度の少ない場合は、月に1回位充放電しなさいとあります。また、長期保管する時は50%充電してから最適温度で保管しなさいとあります。満充電や残り0の状態を長時間維持しない工夫が必要ということでしょう。
私は毎日利用しますし、ほぼ毎日充電ですから使い方に神経質になる必要はないと思います。
設定を工夫して駆動時間を確保
外出時など少しでも長い駆動時間を確保するために、いくつか設定を変更しました。
- システム環境設定 – 省エネルギーで、ディスプレイのスリープを2分、コンピュータのスリープを5分に設定。
- システム環境設定 – ディスプレイで、輝度つまみを半分程度に。(これは作業内容や環境で変更するでしょう)
- システム環境設定 – キーボードで、「環境光が暗い場合、キーボードを発光させる」のチェックマークを外す。
キーボードの発光はとても美しいので、少しもったいない気分にもなります。
AirMac とBluetooth
どちらもONであれば電力を消費します。OFFにできるならバッテリー駆動時間を増やすことができますが、AirMacはいつもONにしてます。BluetoothはAirではOFFですが、ProはCinema Displayに接続するときには画面を閉じてますので、ワイヤレスキーボードとマウスを使うために、その時だけONにします。
スリープ操作
スリープは、アップルメニューからスリープを選択するか、ディスプレイを閉じる、キーボードショートカットで option + command + イジェクトキーでできます。
ノートブックコンピュータの他にもiPadやiPhone、携帯電話機などバッテリーを使う商品とは離れる事のできない日常です。正しい知識で正しい使い方をたいと思います。
Appleのサイトは製品ごとにバッテリーの説明があり、とてもわかりやすく好感が持てます。技術に自信があるのでしょうね。