WebページをPDFに変換する必要に迫られプラグインなど用意か…と考えたりしたのですが、印刷のダイアログにPDFがあることに気がつき、簡単操作でPDFが作成できました。
Safari (6.1) で表示したWebページをPDFファイルに変換する方法をご説明します。
プリンタに印刷する感覚でPDFを作成
PDF変換したいWebページをSafariで表示します。ローカルコンピュータのファイルでもOKです。
メニューから [ファイル] – [プリント] を選びます。
印刷のダイアログが表示されます。(表示される画面はお使いのプリンタによって異なります)
左下にPDFのボタンが見えますけれど、まずは印刷設定をします。
仕上がりを確認するためにページスクロールボタンでページを表示。プリンタ印刷と同様に、ページ指定、用紙の向きや拡大縮小率を変更すればPDFファイルにも反映されます。
また、「背景をプリント」と「ヘッダとフッタをプリント」はSafariのオプションになります。
ヘッダとフッタをプリントにチェックすると、ヘッダにはページタイトルと出力時刻、フッタにはページのURLとページ番号が表示されます。
設定が完了したら、PDFボタンから[PDFとして保存…] を選びます。
ファイル名やPDFのプロパティを設定します。PDFのプロパティの内容は空欄でも大丈夫。入力した場合はPDFファイルのプロパティから確認することができます。
[セキュリティオプション…] ボタンは文書を開くときや印刷するときにパスワードを要求するように設定できます。
最後に[保存]ボタンを押せばPDFファイルが作成されます。
難しく考えなくても、Mac OSがPDFをサポートしてくれていたので助かりました。
PDF文書内のリンクを削除する
Webページ内にリンクがあった場合、リンクもPDFファイルに反映されています。
クリックするとサイトに接続するかどうかセキュリティ警告がでることもあります。
閲覧する人を惑わす心配があるならリンクは削除しておくのも一つの方法です。また、ローカルコンピュータのページをPDF変換すると、ローカルアドレスが表示されますのでこのようなケースでもリンクは削除しておきたいです。
リンクの削除は、ACROBAT 9 Pro (9.5.5) で行いました。
PDFファイルを開いて、アドバンストメニューから、[文書処理]-[すべてのリンクを削除…] を選んでリンクを削除しました。最後に保存して終了です。
Adobe Acrobatは多機能ですので、PDF文書のソリューションを追求するなら用意しておきたいですね。