書棚を整理していたら、便箋和紙というプリントペーパーが出てきました。和風な趣の半透明のA4サイズの紙です。
パッケージでは和風の絵柄をプリントしていますが、手紙を書くときに使うと良さそうです。そこで、Wordを使って便箋風のレイアウトを作成してみました。
なお、操作の手順が長くなってしまいましたので、3回に分割して掲載させていただきます。インデックスは本文の最後に掲載しました。
便箋風レイアウトの作成
完成したレイアウトはA4 縦書きです。行に”区切り線”を入れてあり、周囲を”ページ罫線”で囲んでいます。線はグリーン系の色にしてみました。
文書ボタンでページレイアウトの設定
新規作成からA4サイズの文書を開き、余白や文字数、行数を設定をします。作業はレイアウトにある [文書] ボタンからできます。
[文書] ボタンを選んで、文書のレイアウトダイアログボックス(下図)を表示します。
初めに文字方向を「縦書き」にします。すると、用紙が横向きになりますので [ページ設定…]ボタンから縦方向に直します。
次に、[フォントの設定…]ボタンで好みの書体を設定します。行書体を選んでサイズを16ptにしました。
ダイアログボックス上部の [余白]ボタンをクリックして表示を切り替え、上40mm、下50mm、左40mm、右40mm に設定します。
再び、文字数と行数に戻って [文字数と行数を指定する] ラジオボタンをチェックし、文字数20、行数10としました。
[グリッド線…]ボタンをクリックして、グリッド線を表示する設定に変更します。下図のように設定しました。
[OK] ボタンをクリックして、文書のレイアウトダイアログボックスに戻ります。更に [OK]をクリックして設定を完了します。
グリッド線が表示された便箋風レイアウトになりました。
このグリッド線は印刷できるとばかり思っていたのですが、印刷はできませんでした。そこで、グリッド線の上に印刷用の線を配置し、更に用紙の周囲にページ罫線を設定しました。
印刷線の配置とページ罫線の設定については、便箋風レイアウト#02-ページ罫線の設定- と 便箋風レイアウト#03-行の区切り線を設定-をご覧下さい。
Word for Macで便箋風レイアウトの全記事
便箋和紙はamazonでも購入できるようです。よろしければ、お試しになってみてください。