以前の記事でGXR+A16のディストーション補正機能を紹介しました。カメラ撮影時に広角端での歪みを補正することができる機能ですが、撮影後にPhotoshopの補正機能を使って歪みを修正することもできます。
Photoshop (CS5) のレンズ補正機能
もっとわかりやすいサンプル用意したかったのですが…。補正に利用したサンプル写真です。
GXR+A16 Aモード F9.0 1/30 ISO AUTO(500) EV0.0
レンズから25cmのところにガンダム置いて撮影。壁と天井の境を見ると、歪みをはっきりと確認できます。
Photoshopで開き、[フィルタ] – [レンズ補正…] を選択します。
グリッドを表示をチェックしてグリッドを表示します。グリッド移動ツールを使うと便利です。
テーブルのラインはグリッドに沿っていましたので、傾きは補正しないことにしました。傾きを補正する時には、角度補正ツールを使いましょう。
左上のゆがみ補正ツールボタンを選び、画像上をドラッグして補正したり、カスタムタブから数値を入力して補正を行います。壁と天井の境がまっすぐになるよう、ここでは数値を+6.8としました。
[OK] して作業を完了します。
歪みのあるままの印刷物は、スクリーンで見ているよりも気になります。印刷前にPhotoshopで修正するといいですね。