これまで使ってきたMOLESKINEノートブックの色、ほとんどがブラックです。
しかし時に、趣味的な思考や生活体験などから異なる色を選ぶことがありました。
これまでに選んだカラーノートブックは数が少ないこともあり、色を見るだけでその時のイメージがよみがえります。
本記事は、カラーノートブックの “色を決めた時のこと” について書きます。
その色を選んだ時の心境や背景
初めてホワイトカラーが発売された時、とても斬新な印象を受けてすぐに手にしました。写真は2冊目のホワイトカラーノートブックです。
関東南部では珍しく大雪が降った頃で、車も見えなくなる程の大雪に驚いたことを覚えてます。そんなことがあって、買ってきたMOLESKINEは雪をイメージするホワイトでした。
祖母が亡くなった頃、選んだMOLESKINEはマゼンタカラーでした。葬儀等でお寺に出入りしており、寺→釈迦→蓮の花を連想。
今思えば、祖母との別れの時期に可愛らしい色のノートブックを選んだのは、良い選択だっと感じています。
何十年かぶりにオートバイを購入!バイクと同じカラーのイエローをチョイス。
イエローカラーのノートブックには、バイクに貼られていたシールを剥がし貼り直しました。当初は燃費やメンテナンス等の記録をつけていましたが、段々と挫折し日々の記録帳になってしまいました。
登山を始めた時の選択はグリーンでした。山はやはりグリーンかと。山行写真を透明シールに印刷して表紙に張ります。
このグリーンカラーのノートブックを見返すと、登山ルートや山道具、高速道路のIC・SA情報、天気図のことなど、山に行く準備を周到にしていた記憶が思い返されます。
所有するモレスキンで唯一のレッドカラーノートブックは、日本の国旗をイメージしての選択でした。ノートブックに “hinomaru” という名前をつけています。
オリンピック前でメディアの告知が頻繁で、自分も日本代表にエールを送るつもりで選びました。
先日購入したモレスキンノートはバイオレットです。神社・仏教のイメージで選択です。
前回の記事 (山登りがもっと興味深く、楽しく 〜書籍:山の神さま・仏さま) で神仏の書籍を紹介しましたが、引き続き神仏系の本を読んでいます。単純な興味から日本の神信仰や仏教の歴史について調べ、記録しています。
選べる楽しみがあるモレスキン
見返すことで、記憶から消え去っていることを思い返すことができるから、ノートブックへの記録はこれからも続けることの一つです。
これまでに記録したノートブックから一冊を手にする時、表紙の色から購入時のことが浮かんでくると、感慨深いこともあります。
少し前まではブラックを手に取ることしか考えないモレスキンノート、今では多彩なバリエーションがあって嬉しくも悩ましくもあります。
限定版ノートブックも含めると、長い期間で異なる表紙・色のMOLESKINEを使うこともできるでしょう。”選べること” もノートを使い続ける楽しみの一つになってきました。
皆さんはどの色を選びますか。
MOLESKINEブレンドコレクション。ジャガード仕立てのカバー。
とても素敵な印象です。