ホンダ クロスカブに乗り始めて2年経過した感想

HONDA CROSS CUB

HONDA クロスカブに乗り始めておよそ2年経過、走行距離は2500kmを少し超えたところです。利用のほとんどが近距離のビジネスでの移動、または買い物です。雨の日は車に乗ってしまうので、少なめの走行距離かと思います。

ここまで不具合もなく、快適に乗っています。必要かつ充分な性能と低燃費なエンジンは自分の用途にマッチしています。

同じ色のナンバープレートのスクーターに追い越されることが多いけれど、排気量や構造の違いでしょうし、速さを求めてない私はいつもマイペースで運転。それでも原付二種の法定最高速度-60km-での走りは心地よさを感じております。

原付二種で良かったこと

原付二種 (排気量 51cc〜125cc未満) のメリットはオートバイメーカーのWebサイトでもいろいろ語られてますが、個人的に感じるのは (大型のバイクより) 気軽に駐車できること。

スーパーマーケット等でも自転車・原付置き場を利用できます。この夏休みに高尾山にバイクで行ったときも、高尾山口駅の駐車場は原付無料 (それ以上は有料) で置けました。

気兼ねなく駐車できることで、バイクはより身近なものになると思います。

駐輪場のバイク
バイク駐車場の看板には125ccまでの文字が。 高尾山口駅にて

クロスカブで良かったこと

もともとはスーパーカブを購入しようと計画していたのですが、店頭展示を見てクロスカブを選びました。

参考記事: 小型AT限定で乗れるホンダ クロスカブでバイクの楽しさを実感!

同じ “カブ” でも圧倒的に見かけることの少ないクロスカブ。街中でも、バイクに興味のある方でしょう「これ何てバイク?」など聞いてこられたり、本家スーパーカブオーナーに乗りごこちを聞かれたりすることがありました。ちょっと違うカブのおかげで始まるバイク談義は楽しいものです。

クロスカブに乗ったことで、ホンダのカブが凄く好きになりましたし、機会があればスーパーカブにも乗りたいと思うようになりました。

キックスタータペダル装備に懐かしさ

オートバイに乗り始めた頃は、オフロード車 ( MTX125R – XLX250R – DT200WR ) を乗り継ぎ、いずれもセルモーターは無くてキックペダルでエンジン始動してました。ですからバイクといえばキックスタートがあたり前。交差点で青信号→スタート時のエンストはヒヤヒヤものでした。

クロスカブにはキックスターターペダルがあります。セルモータもあるので、キックペダルを使うことはあまりありませんが、時折キックペダルで始動することもあります。懐かしさが蘇ります。

そういえば、カブのミッションは (構造上) エンストがなくていいですね。

カブのシフトペダル
発進用と変速用の2つのクラッチでスムーズなシフトチェンジができることもお気に入り。

メンテナンスしたこと

エンジンオイルは初回500km、その次は1,200kmで交換。以後半年おきに交換しています。走行距離が少ないので、時期をみての交換です。

そんなに変えなくても…という声が聞こえそうですが、1回の交換のオイル代は1,000円以下ですし、忘れないよう定期的に行っています。 (サービスデータによると3,000kmまたは1年ごととなっています)

その他に行ったメンテナンスは、ブレーキレバー、ブレーキペダルの遊び調整、タイヤのエアー調整程度です。2,200km走行した頃に、初めてチェーンの緩みを確認し、調整ナットを1回転締め込んで、給油しました。

リアアクスル部
リアアクスルのナットをゆるめた後、左右のアジャストナット (図矢印) でチェーンの張りを調整

車両に付属するオーナーズマニュアルによると、ブリーザードレンの清掃 (HONDA指定1年点検整備項目) という項目があるのですが、これまだやってないです。バイクを正面から見た時に見えるものだと思うので、後で確認しておくことにします。

正面からエンジンをみる
ブリザードレン (図中囲み)

これからもクロスカブ

原付二種をセカンドバイクで乗られる方もいらっしゃると思いますが、私にとっては唯一一台のメインバイク。今の季節は薄着でも寒くないし、エアコンの効いた部屋の中よりバイク乗っている方が爽快。

YouTubeでクロスカブを検索すると、キャンプやツーリングに使われている方も見られ刺激になります。レジャーにも積極的に使うようにしたいものです。

クロスカブ(スーパーカブも含めて)は乗れば乗るほど好きになる。そんなバイクなのだろうと感じております。