梅雨といえども合間の晴天日には気温もグングン上昇、人間はへこたれてくるけど、庭の草木は元気に成長します。
美しい緑に覆われて、ちょうどいい陽よけとなればラッキーですが、多くは見たくない雑草が目についてきます。
朝夕の過ごしやすい時間帯に草刈りをしてしまおうと外に出れば、ターゲットを確認した蚊の攻撃に遭遇します。
デング熱やジカウイルスなど蚊が媒介する病気も気になりますから、しっかり対策をしておきたいものです。
吊り下げ式 かとり線香皿のご紹介
長年使ってきたかとり線香皿を破損してしまい、新しいものを調達。「金鳥吊り下げ式かとり線香皿 PRO」をホームセンターで買いました。金鳥 (KINCHOU) といえば日本のかとり線香のトップブランドですね。
製品にはカラビナフックが付いています。以前のものはL型形状のフックで引っ掛けて使用したのですが、カラビナフックなら簡単にしっかり装着できます。デザインもブルー基調の清々しい色合いです。
受け皿には白いマット (不燃性ガラス繊維) が敷かれ、上蓋はネットになっています。
かとり線香に着火後は、上蓋上部を受け皿に引っ掛け、下部のフックで固定します。上蓋についてるネットが、かとり線香を押さえつけてずれないようにします。
新しい物を調達すると、億劫に思っている草刈りをしたくなるから不思議です。
吊り下げ式かとり線香皿は長年利用していますから、以下にその感想等を書いておきます。ご利用をお考えの方は、ご一読されることをオススメします。
吊り下げ式かとり線香皿は、蚊にさされないための決定版!?
吊り下げ式かとり線香皿をベルト等で体に装着して使用すると、蚊にさされるのを防ぐのに大変効果的と感じます。
3シーズンこの方法で草刈りや畑に出たりしてますが、蚊にさされた記憶はありません。それ故に、これ一筋。もちろん、長袖・長ズボン・手袋・帽子着用での話です。
ちなみに上の写真では、L型形状のフックで引っ掛けて装着しています。フックだけだと動いた時に落ちますので、以下写真のように紐を用意して脱落を防ぐようにしてます。
吊り下げ式かとり線香皿は個人的にはベストな選択ですが、昔からの燃やして煙を出すかとり線香を使うので、マイナスポイントもあります。
よろしくないと思う点
煙が出ることについては基本的に人の多いところではNGとして、その他にも、
- かとり線香の臭いが衣服につく
- ヤニでかとり線香皿が汚れる(定期的な清掃をするよう説明がある)
- 火だから扱いは慎重にする必要がある
- 火だから本体はそれなりに熱くなる(素肌あたると熱い)
- 意図せず燃えカスは落ちる
- 長期間の使用で、本体が変形してくると上蓋が落下することがある
「やっぱり電気式とかスプレータイプの虫よけが安全かな。」と思われるかもしれませんが、電気式は効果に疑問があったり、電池交換が面倒、スプレータイプは塗り直しが必要とか、私的に煙モクモクで対策が合っているようです。
汚れや臭いが気にならない服装(作業服)で、周囲に燃えやすいものがないことなどに気をつけて使いましょう。しっかりと対策して、苦にならない作業にしたいものです。
追記
説明には「ハイキングに」と 利用場所を想定していますが、山中で歩行中の使用はオススメしたくないです。上蓋の落下の可能性がゼロではないことがその理由。
上蓋が落ちるとかとり線香も落ちます。しかも経験上、上蓋の落下にすぐに気がつくことは少ないです。かとり線香で山火事なんて起きてほしくないですから。山行ではスプレーと虫よけネットがいいと思います。