山歩きをしている最中に突然雨が降り出したら…
仕方なくザックを降ろして、レインウエアを取り出します。
尾根に出て突然見事な景色が見えたら…
ザックを降ろしてカメラを取り出す はしたくないです。面倒です。たくさん写真を撮りたいと思っているとなおさら。
そういう時のためにも、ザックにはヒップベルトポケットがあってザックを降ろさずに必要なものを取り出すことができます。
しかしヒップベルトポケットがないザックもあります。あるいはポケットに収まらないサイズのカメラだったり、他の携行品でいっぱいの場合も。
そういった不便を解消してくれる画期的な商品がPaaGo WORKS (パーゴワークス)から発売されています。
パーゴワークス パスファインダーはサイズ別に3シリーズ (L/M/S) 。私が求めたのは S で一番小さなモデル。カラーはライトオリーブ。他にブラックとグレーもあります。
上記の写真の他、ショルダーベルトとアタッチメントが付属します。
サイズ: 210X150X70mm 容量: 約2.0L 単体重量: 約140g
PaaGo WORKS PATHFINDER S は私が求めていたバッグ
多彩な装着が可能
チェストバッグ、ショルダーバッグ、ウエストバッグと3通りの装着方法が選べます。チェストバッグとして使えるのが購入の決めてでした。
チェストバックとしてザックに装着するとこのようになります。事前にショルダーベルトに付属のアタッチメントを装着してバックルで取り付けます。
実際の歩行では写真の位置だと歩きにくいので左端に寄せてます。
左右のストラップで吊り下げることで荷重が分散されます。さらにヒップベルトに通すことで体に密着します。ストラップは長さを調整できるから装着位置を変更できます。
ザックを降ろすときに片方のバックルを外す必要があるけれど、山歩きでは長いストラップを肩からかけるより快適。特に夏場は衣服が薄く汗をかくので、肩に細いベルトがあたり続けることが不快なんです。チェストバッグ快適だー!
歩行中はチェストバッグ、小屋に着いたらショルダーバッグ (またはウエストバッグ) にして散策しながら記念撮影など。貴重品を肌身離さず持っていることもできる。すばらしい!
バッグの周囲にアンカーがあるので紐やフックで工夫した取り付けもできそうです。
開口部が広くて収納らくらく
iPhoneとカメラ(コンデジ)、日焼け止めクリーム (写真:白楕円) メモ帳とポケットティッシュ、レザーマンのナイフ、キーストラップがあるからS型フックで鍵を取り付けてみました。
縦長の形状はすっぽりと収まり、使いやすいです。Sサイズはこれ以上入れたくない感じ。キツキツになると出し入れが面倒です。でも、広く開けられるファスナーが出し入れを容易にしてくれます。
ベルクロでとめる外側のポケットには地図とコンパス。写真中の山と高原地図(昭文社)がぴったり収まります。国土地理院の地形図も3つ折りで収納できました。
裏側はメッシュのポケット (後ろからヒップベルトが通せる) になっていて、付属するレインカバーが入っています。コンビニ袋 (ゴミ袋) など入れておくと良いかも。
最後に
実際にフィールドで試行錯誤しなければ、こういった商品は生まれないだろうと思います。レインカバーが付属するあたりも経験しているからなんだろうと思うのです。
金額的には安い!とは言いませんが、いろいろなバックを試す位なら最初からパスファインダーを選ぶといいでしょう。(これに至るまで2つ購入)
私には非常に満足度の高い買い物でした。
パスファインダーはアマゾンで購入できます。ご紹介したSサイズの他、Mサイズ、Lサイズもあります。用途に合わせて検討されてはいかがでしょうか。