8月が終わり厳しい残暑の季節かと思えば、秋雨前線が停滞しすっかり秋モードになってしまったようです。
去りゆく夏をもう少し楽しむための残暑が無いのは寂しいけれど、登山・ハイキングと山に向かうには快適な季節。美しい紅葉が見れるのもまもなくでしょう。
山や高原に出かけるときはザックを背負っていく方もいらっしゃると思いますが、最近 お気に入りのグレゴリー Z25をご紹介します。
はじめにお断りしなければいけないのは、本記事内でご紹介しているZ25のソーラーイエローカラーは廃版となっているようです。
グレゴリーのサイトでは、マリンブルー、スパークレッド、ストームブラックの3色展開となっています。もしソーラーイエローを熱くご希望なら、まだアマゾンで販売されいているようなので急ぎましょう。ちなみにZ25はワンサイズです。
名称からもわかるとおり、Z25は25リットルサイズです。重量は850gと軽量で最大積載重量は16kgとなっています。
登山のベテランには25リットルと聞くと「小さい」「日帰り用」などの印象があるのかもしれません。私は車で出かける日帰り山行に利用しています。
Z25を写真で解説
最上部のジッパーは小さなアクセサリーポケットでクリップ付きです。サングラスや熊鈴など比較的小さな物が入ります。コンデジ(リコーGR)も -入れないけど- 入ります。
本体内部に給水システムを収納するスリーブがあります。チューブの引き出し口もありますから、ハイドレーションシステムも利用できます。
トレッキングポールとアイスアックスを装着してみました。ザッグがコンパクトなので上部にはみ出ます。(アックスは53cm)
もっとも積雪期は荷物が増えるので、Z25の出番はたぶん無いと思います。
伸縮式のポケットが左右にあります。水筒2本装着も可。ポケットの内側にアクセサリーフック(左右共)があります。写真の左ポケットの部分をみてください。
外側の大きなポケットは、レイヤリングのウェアなど入れておくと出し入れ簡単。上部のベルトは長さ調整可能です。
クロスフロー・ダイナミック・トランスファー・サスペンション(DTS)は、グレゴリーが誇る抜群の荷重移動機能を損なわずに、ユーザーとパックの間に自然なスペースを生み出します。
グレゴリーのサイトでは上記のように説明があります。この機能のおかげでしょう 猛暑の山行でも背中は暑くならず快適。グレゴリー製品は “重量を感じず移動が楽” という意見があるようですが、確かにそうだと思います。
レインカバーは付属していないので、必要なら別途購入しなければなりません。私は汎用品が手元にあったので購入してませんでした。
Z25に入れているもの (日帰り山行)
左上から反時計周りでご紹介すると、Sirexは座る時のウレタン製マット、赤の3Lスタッフバッグには非常食、ファーストエイドキット、リペア用品(シューズ用)、予備のタオルやティッシュなどを小分けにしてます。その下はレインウェア上下。
中央の黒い袋はツエルト(張り綱、ベグ含)と防寒保温のサバイバルシート。黄緑色の5リットルスタッフバッグには、ヘッドランプ、ゲイター(スパッツ)、手袋、ウエットティッシュ、レザーマンのナイフ、財布など、大きなザックでは上蓋に収納するものをまとめます。
青緑の茶巾袋みたいな袋はクックセット(コンロとクッカー)です。この他写真にはありませんが、1リットルのウォーターパックと行動食を入れます。
全部入れても上部に若干の空間が残るので、山行前にコンビニ等でおにぎりを買い込んで入れることがあります。
山行した後の印象
鮮やかなイエローカラーは山中で目立ちます。そして汚れが目立ちます。それでもこのカラーを選択して良かったと思っています。山は楽しいから携行品も明るい色を使いたいということです。
大きなザックではありませんし、グレゴリーのテクノロジー(クロスフローサスペンション) もあるのでしょう、とても快適なトレッキングができます。ちょっと走ってもザックに振り回されないコンパクトさがいいですね。
ヒップベルトにポケットがありません (注:グレゴリーのサイトではZ25にヒップベルトポケット付いてると書かれてますが、私のZ25にはありません) ので別途、ポーチにiPhone、カメラ、地図、コンパスを入れて行きました。
「日帰り可能な低山で活躍」「ハイキングのベストパートナー」といった印象。私にはぴったりかと。
アイキャッチに登録した画像は、夏の奥多摩 (御前山) 山行時のもの。次に使う機会が早くこないかと予定や天気予報とにらめっこしています。
イエロー以外のZ25もアマゾンで購入できます。