Appleのサイトで 新しいMacBookを眺めていたらiPad+キーボードが思い浮かびます。
新しいMacBookに思う
4月に発売されたMacBookは USB-Cポート1個 (他にヘッドフォンポート有)だけです。Lightningコネクタ1個のiPadにも通じるシンプルさを感じます。
1個だけのポートを補うべく、複数ポートが同時に使えるアダプタが用意されています。例えば、HDMIと標準のUSB、USB-Cポートが使える USB-C Digital AV Multiportアダプタというアクセサリがあります。でも9,500円(税別)となかなか高価です。それにアダプタにいろいろ付けて使うのは美しくない…。
つまり「ワイヤレスで」という提案でしょう。そもそもポート1個なんだし。
MacBookのサイト ワイヤレスのページに “ワイヤレス化が進む世界のために設計” とありました。これだけスマフォでいろいろやってる世の中ですからね。
初代 iPadの使い始めには (1枚の板だし) コンピュータのような拡張性は望んでいませんでした。でも今では Wi-FiやBluetooth経由で使う周辺機器やサービス、アプリケーション、そしてiPadそのものの進化で活用範囲は広がっています。
MacBookもサードパーティが安価で便利な製品を提供して裾野が広がるだろうし、2代目、3代目と発展していくのでしょう。
選ぶならどれ?
用意された3色 (シルバー・ゴールド・スペースグレイ) は iPhone・iPadと同じでしょうか。シルバー路線だったMacBook製品に新たな流れ。消去法だけどスペースグレイが好みです。
256GBと512GBのフラッシュストレージ。オンボードですから自分で交換とかできません。大きい方が後にいいのかもしれませんが、クラウドストレージあるから私は256GBで大丈夫。iCloud DriveやiTunes Match使うことで256GBストレージでも問題ないとする方は多いのではないでしょうか。
魅力的なところ
Apple設計のバタフライ構造フルサイズキーボード。まだ触ってもいませんが魅力を感じます。
ストロークが短くて打ちにくいと聞くのですが、短いのは好みです。17%大きくなったキーで、軽快タッチのタイピングができることでしょう。
感圧タッチトラックパッドについては、13インチMacBook Proで体験しました。トラックパッドは押すことができない板なのに下に押しているような感覚を得るTaptic Engine。信じられない新技術。
痛いところ
USB-CからThunderboltポートを使えるアダプタは無いようです。ということは27インチのApple Thunderbolt DisplayやThunderbolt周辺機器は接続できないですね。
今後AppleはThunderboltに見切りを付ける方向でしょうか。もしそうだとすると、LED Cinema Display を使っているのでかなり痛いです。
外部ディスプレイはHDMIで接続し、もしワイヤレス化するならApple TVで。となるのかもしれないですね。
あなたは購入しますか
私にとって15インチのMacBook Proは性能面で外せないメインマシンなのですが、今これが絶不調。なので、メインマシンについて先に検討しなければならなくなりそうな状況です。残念…。
Appleは広告が上手。ノートブック型コンピュータなのに「完全なる発明です。」と。サイト眺めるたびに、ワイヤレス化された一歩進んだ環境でMac使いたいと感じます。
しばらくすると購入された方のブログ記事も増えてくることでしょう。それらを楽しみに、しばし眺めていることにします。