我が家の大学生は高校生活とは異なり、学校からの情報を電子デバイスで確認する機会が増えているようです。
iPhoneの小さな画面で確認しているようですが、文字数の多いPDF文章などの閲覧はとても辛いとか。
そんなことを聞くと親バカぶりは発揮しても、お金は出さず「(手元にある)iPad 使う?」と聞いてみると「使いたい」とのことでしたので iPad miniを貸し出すことにしました。
“貸し出し”であって”あげない”のは、すぐに飽きて放置される危険に対する保険。手放せなくなるようだったらずっと使っていてOKということにします。
さて身内とはいえ、自分仕様のiPadをそのまま渡すわけにもいきません。iPadをリセットすれば良さそうですが、念のためリセット前の確認をしました。
iPad 手渡す前の確認事項
信頼できるデバイスから削除
Apple IDの2ステップ確認などを有効にしていると、本人確認のための信頼できるデバイスを登録していたりします。iPad miniはまさにそれなので、信頼できるデバイスから削除します。
- My Apple IDのサイトでログインします。
- 「パスワードとセキュリティ」の項目を開きます。
- 信頼できるデバイスの管理の項にあるリンク「信頼できるデバイスの追加または削除」をタッチします。
“確認済み” とあるのが信頼できるデバイス。右にある “削除” をタッチしてデバイスを削除します。逆に信頼できるデバイスにしたければ、「確認」から表示される画面の案内に従います。
Apple IDとの関連付けを削除
iPad miniは私のApple IDと関連付けられていますので、この関連付けを削除します。
なお、特定のApple IDと関連付けが行われると、90日間は別のApple IDに関連付けできなくなります。子が自分のApple IDでアプリのダウンロードなどすると、そのApple IDと関連付けられるので、90日間は別のApple IDにできなくなるわけです。
関連付けの削除はコンピュータのiTunesから行います。
iTunesの [store]-[アカウント(Apple ID)を表示…] を選びます。もし、Apple IDにログインしていなかったら、すぐ上のコマンドで [サインイン] してから操作します。
アカウント情報の画面で、iTunes in the Cloud の「デバイスの管理」ボタンを使います。
デバイスの管理の画面でiPad miniを見つけて「削除」ボタンを押します。これで、私のApple IDとの関連付けが削除されました。
と、これらのことをしなくてもiPadをリセットすれば自動的に削除されるのかもしれませんが、念のため確認してみました。
リセットは、iPadの設定アプリから [一般]-[リセット]、[すべてのコンテンツと設定を消去]を選びます。