前回の記事(50ccのオートバイを移動手段にしてみたら原付二種にたどり着く)でも記載したとおり、オートバイを購入しました。
車種選びで悩んだあげく ホンダ クロスカブ に決めました。このバイクは普通自動二輪小型AT限定で乗ることができます。4段変速のギア付き車両ですが、クラッチレバーが無いのでスクーターと同じAT限定免許でOKということみたいです。
日頃お世話になっている、バイクショップムサシにお願いして1週間ほどで手にすることができました。ありがとうございました。
仕事のバイクといえば、ホンダのスーパーカブは定番でしょう。郵便配達、新聞配達、○○銀行の営業マンと皆さんカブに乗ってやってきます。1958年から一貫したデザインは立体商標として登録されることが決まり、間違いなく日本を代表するオートバイですね。
- Honda | 「スーパーカブ」の形状が日本で立体商標登録認可 ~乗り物として初の快挙達成~
http://www.honda.co.jp/news/2014/c140526.html
クロスカブとの偶然の出会い
“スーパーカブ110でバリバリお仕事” と心に決めて実車の確認をしようとしたのですが、あいにく展示車両がありませんでした。
「クロスカブならありますよ」と見てみるとカブのようでカブでない?、でもやっぱりカブ。ちょっと斬新な姿にすっかり引き込まれてしまいました。
左: クロスカブ 右: スーパーカブ
クロスカブの印象
スーパーカブと比べて高めのハンドル位置が、昔乗っていたオフロードタイプのバイクに通じるものがあり好印象です。
784mmのシート高はスーパーカブより50mmほど高くて、幅広のシートとの組み合わせで足つきにはやや難があります。それもオフロードタイプ乗っていた私としては踵が地面に付かないのは当たり前なのでまぁ良しです。
パールコーンイエローの車体色はビジネス的には多少の抵抗はあります。他にファイティングレッドが選べましたが、かなり郵政方面の印象でしたのでパールコーンイエローをチョイス。イエローだと電力会社系?など思っております。
運転しての感想
17インチサイズのタイヤは(50ccのタイヤと比べれば)路面段差も気になりません。クロスカブは中国生産でタイヤも中国製と思われますが、ロードノイズも感じず快適に走行できます。
前後共ドラムブレーキ(機械式リーディング・トレーディング)になりますが、普通に止まりますし、ディスクブレーキの強力な制動力求めるような走りをしないので問題はありません。
しばらく慣れを必要としたのが変速機(走行時はリターン式・停止時はロータリー式)でした。”はじめてのカブ” なので車体に貼ってある変速パターンのシールを何度か見てしまいます。
走り出して、つま先でシフトアップ、4速のまま信号で停止。停止中につま先で 4速→N(ニュートラル)→1速 に入れてスタート待ち。しばらくこれしかできませんでした。
走り込むにつれ、踵で蹴るようにシフトダウンできるようになってきます。慣れてくるとこの変速機いい!ギアが入っているのにバイクは動かないのが不思議。自動車だとシフトレバーをドライブ(D)にするとゆっくり動くのに、カブはスロットルグリップ回すまで止まっています。
エンジン停止時にギアが入っていると前進しないけど、後ろには動かせます。坂道等に止めるときは注意が必要でしょうか。ハンドル右のブレーキレバーには、ブレーキロックレバーがありますのでこれを使っています。
収納スペースがないという誤算
スクーターからの乗りかえで困ったのが、収納スペースがないことでした。スクーターはシート下にヘルメット等を収納できましたが、クロスカブはヘルメットホルダーで車体に付けることになります。ヘルメット見えてるとゴミ箱にされた経験があるので悩ましいです。
リアボックスを付けようか?と思案中。しかし、軽快感が失われそうで躊躇しています。
乗って楽しい
右手でフロントブレーキ、右足でリアブレーキ、左足で変速、左手クラッチはありませんが久しぶりにバイクを運転する気分を味わっています。特に自分でギアチェンジしながら走りたかったのでこの選択は正しかったと思います。(一般的なバイクのギアチェンジは2速からつま先でアップしていくのでビジネスシューズが痛むことが心配でした。)
ちょうど夏休み期間でしたので、慣らし運転も兼ねてツーリング気分で山道を走ってきました。150kmほど走りましたが燃料メータ半分程度。燃費もかなり良さそうです。
秋はお仕事にバリバリと活用してもらいましょう。
PS
その後、クロスカブにリアボックスを装着しました。よろしければ以下の記事もご覧ください。
クロスカブと一緒に使っているヘルメットです。
amazonでクロスカブも買えます。