リビングに置いてある iMac (Mid2010)で、CDやDVDが挿入できなくなりました。
スロットローディング方式のドライブですから、ディスクを途中まで差し込むと引き込んでくれるはずです。しかし半分ほど差し込んだところで何かに当っているようで挿入できなくなります。
ファインダー (デスクトップ) にいつも表示されるディスクのアイコンが表示されないので、アプリケーション > ユーティリティからディスクユーティリティを起動、ディスクユーティリティからディスクを取り出そうとしました。
この時点で ディスクは挿入されていて、アイコンが表示されていない状態 と思い込んでます。この現象は過去に何度か経験しています。
ところがディスクユーティリティを開くと、ディスクアイコン (SuperDrive) がグレーアウトしていて、ディスクは挿入されていないようです。
ということは、ディスクが装着されていないのにディスクを挿入できない状態のようです。
これは初めての体験。もしかしてドライブの故障?実は (表示はおかしいけど) ディスクが入っている?と半信半疑。ともかく再起動してみるのですが、ドライブが回転する音もしません。
ターミナルから取り出しコマンドを実行して解決
ディスクが入っていると仮定して、確かターミナルから取り出しのコマンドが実行できるはずと、以下のサイトを参照しました。
ターミナルからディスクの排出コマンド ” drutil eject ” をタイプします。
ディスクを排出するような音がしますが、ディスクは出てきません。もう一度やってみても同じでした。
試しにディスクを差し込んてみると、ディスクを引き込んで挿入することができました。ファインダーにアイコンも表示されました。結局、ディスクは入っていなかったのですね。
それにしても、ディスクが入っていないのに挿入できないとは、内部装置の不具合でしょうか。スロットローディング方式は、ピンを差し込んでトレイを引き出すというDOS/Vでやっていた芸当ができないので、今後の利用に不安が付きまといます。
目視でディスクが入っているかどうか推測する
今回の事象で気が付いたことです。
SuperDriveにディスクが入っていると、ディスクを挿入しようとしてもほとんど差し込むことができない。
冒頭の写真ではディスクの半分あたりまで差し込むことができていますが、先にディスクが装着されていると (誤挿入防止のため?) 1cmほどしか差し込めません。これは実機で確認しました。
ということで、ディスクが入っているかどうか確信が持てない場合、どれくらいディスクが差し込めるのかで推測してみるのもいいかもしれません。
今回は大事にならず済んでよかったです。家族が使うマシンなので、とりあえず挿入・排出時は慎重に丁寧に扱うようお願いしておきましょう。