ファイルメーカーのオブジェクトフィールドをFileMaker Goで署名フィールドとして使ってみる

タブレットで署名をする

先日の光ファイバー導入の際、工事担当者が小さなタブレットを出して、「ここに署名をお願いします。」とスタイラスペンを渡してくれました。
Apple Storeでサポートを受けたときも iPhoneを渡されて指を使ってサインしたことを思い出します。

仕事で使う作業報告書は紙書類のまま何年も経過しています。そろそろiPadで作成、その場で署名をいただき、控えをメール送信。としたいものです。

「iPad 署名 データベース」など調べてみると、FileMaker Go 13 のオブジェクトフィールドは署名ができるという情報を得て、さっそく取りかかることにしました。

FileMeker Go 13で署名をいただく仕組み

書類はファイルメーカーで作成

FileMaker Goで使うには、FileMaker Proでデータベースを作成します。(FileMaker Pro 13を使いました)

署名を早く試したくて、フィールドもとりあえず思いつくもので構成。

 ファイルメーカーで書類作成

署名してもらうフィールドは、左下の”作業確認者署名”フィールド。オブジェクトフィールドを配置しただけです。

iPadに送る

Macで作成したファイルメーカー書類をiPadに転送します。iTunes経由やメール送信でもいいと思いますが、Dropboxに置いてGoodReaderから取り出しました。

GoodReaderのOpen inからファイルメーカーGoを選択
GoodReaderからFileMaker Goで開く

FileMaker Goに書類が表示されました。

ファイルメーカーGoの画面

署名してみる

さっそく開いて、オブジェクトフィールドにタッチ。インポートメニューが表示されます。

カメラ撮影した写真や音声録音などのデータも取り込めるようです。

オブジェクトフィールドをタッチするとメニュー表示

目的の “署名” をタッチします。フィールドは自動的に拡大されてフルスクリーン表示されるので、フィールドレイアウトの際、サイズを大きくしておく必要もないでしょう。

署名の画面

書き損じても消去ボタンがあります。署名したら、右上の[承認]ボタンを押して完了です。

簡単すぎて “嬉”

データベース書類の作成に FileMaker Pro (39,900円)が必要ですけれど、オブジェクトフィールドを配置するだけで、iPhone、iPadですぐに署名の仕組みが利用できるFileMaker Goは無料アプリです。

ビジネス利用の紙文書のデジタル化が更に進みそうです。デジタル署名が手軽にできるだけで、モチベーション上げてるatsquareでした。

 
FileMaker Go 13
カテゴリ: ビジネス, 仕事効率化


 
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ファイルメーカー 2013-12-04
¥ 39,900