iPad Airが発表され、11月1日の発売日がまもなくやってきます。
今年の2月にiPad (第4世代) を購入したり、先月はiPhone 5sを手にしましたので今年はもうおしまい。どんなにiPad Airが良かろうが、ストアで見学するだけにしておきます。
とはいうものの、新しい製品は気になりますので旧製品とスペック比較しておくことにしました。以下の表はいずれもWi-Fiモデルになります。
iPad Air | iPad 4 | iPad2 | |
サイズと重量 | 高さ: 240mm 幅: 169.5mm 厚さ: 7.5mm 重量: 469g |
高さ: 241.2mm 幅: 185.7mm 厚さ: 9.4mm 重量: 652g |
高さ: 241.2mm 幅: 185.7mm 厚さ: 8.8mm 重量: 601g |
チップ | A7 64ビットアーキテクチャ搭載A7チップとM7モーションコプロセッサ |
A6X クアッドコアグラフィックス搭載デュアルコアA6Xチップ |
A5 デュアルコアA5チップ |
フロントカメラ | 1.2メガピクセルの写真 720p HDビデオ Wi-Fiネットワーク経由でのFaceTimeビデオ通話 顔検出 裏面照射 タップして露出をコントロール (ビデオと静止画) 写真とビデオへのジオタグ添付 |
1.2メガピクセルの写真 720p HDビデオ Wi-Fiまたは携帯電話ネットワーク経由でのFaceTimeビデオ通話 顔検出 裏面照射 タップして露出をコントロール (ビデオと 静止画) 写真とビデオへのジオタグ添付 |
VGA画質の写真 VGA画質のビデオ Wi-Fiネットワーク経由でのFaceTimeビデオ通話 |
バックカメラ | iSightカメラ 5メガピクセルの写真 オートフォーカス 顔検出 裏面照射 5枚構成のレンズ ハイブリッド赤外線フィルタ f/2.4の開口部 タップしてフォーカス (ビデオと静止画) タップして露出をコントロール (ビデオと静止画) 写真とビデオへのジオタグ添付 HDR写真 |
iSightカメラ 5メガピクセルの写真 オートフォーカス 顔検出 裏面照射 5枚構成のレンズ ハイブリッド赤外線フィルタ ƒ/2.4の開口部 タップしてフォーカス (ビデオと静止画) タップして露出をコントロール (ビデオと静止画) 写真とビデオへのジオタグ添付 HDR写真 |
バックカメラ 960 x 720ピクセルの写真 オートフォーカス HDR写真 |
ビデオ撮影 | 1080p HDビデオ撮影 ビデオの手ぶれ補正 顔検出 撮影中にタップしてフォーカス 裏面照射 3倍ビデオズーム |
1080p HDビデオ撮影 ビデオの手ぶれ補正 顔検出 撮影中にタップしてフォーカス 裏面照射 |
720p HDビデオ撮影 撮影中にタップしてフォーカス |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ IPSテクノロジー搭載9.7インチ LEDバックライトマルチタッチディスプレイ 2,048 x 1,536ピクセル解像度、264 ppi 耐指紋性撥油コーティング |
Retinaディスプレイ IPSテクノロジー搭載9.7インチ LEDバックライトマルチタッチディスプレイ 2,048 × 1,536ピクセル解像度、264 ppi 耐指紋性撥油コーティング |
IPSテクノロジー搭載9.7インチ LEDバックライトワイドスクリーンマルチタッチディスプレイ 1,024 x 768ピクセル解像度、132 ppi 耐指紋性撥油コーティング |
ワイヤレス | Wi-Fi (802.11a/b/g/n) 、デュアルチャンネル (2.4GHz/5GHz) とMIMO Bluetooth 4.0テクノロジー |
Wi-Fi802.11a/b/g/n (802.11nは2.4GHz/5GHz) Bluetooth 4.0テクノロジー |
Wi-Fi (802.11a/b/g/n) 、デュアルチャンネル (2.4GHz/5GHz) Bluetooth 2.1 + EDRテクノロジー |
バッテリー | 32.4Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵 最大10時間 |
42.5Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵 最大10時間 |
25Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵 最大10時間 |
コネクタ | Lightinig | Lightning | 30ピン |
インテリジェントアシスタント機能 | Siri | Siri | — |
カラー | スペースグレイ シルバー |
ブラック ホワイト |
ブラック ホワイト |
大きな変更
直前モデルの iPad 4と比較して、幅で16.2mm、厚さで1.9mm小さくなりました。重量は183gの軽量化になってます。iPhone 5sが112gですから、持てば直ぐにわかりますね。初代iPadから第2世代にしたときも軽くなった感覚がありましたけれど、今回はそれ以上でしょう。アルミニウム製のUnibody構造が軽さの一因のようです。
幅が小さくなってもディスプレイサイズは同じですので、両端のベゼルの幅が小さくなりました。ベゼル幅が小さいとすっきりして写真など見るのに良さそうです。
チップはiPhone 5sと同じA7チップ+M7モーションコプロセッサ。A6XのiPad 4(iOS 7)でも何も遅さを感じないので、それより高速なチップは期待できるでしょう。
デュアルチャンネル+MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)テクノロジーの Wi-Fi環境は最大300Mbpsのダウンロード速度とか。高速チップと合わせて更に快適!というところでしょうか。
iPad 2ユーザーには満足度が高いiPad Air
iPad 4ユーザーで早さと軽さを追求し続けるなら買い!でしょう。でもそれだけなら次を考えてしまいます。次期モデルでもそれらは期待できそうですから。
iPad 2ユーザにとっては満足感の高い商品だと思います。iPad Airにすれば、Retinaディスプレイと高速チップ、高解像度カメラ・ビデオを手にすることができます。
16GBのWi-Fiモデルが51,800円で32GB、64GB、128GBと10,000円づつ高くなる価格構成。メモリの差分が価格差なので容量を決めるときに悩みそうです。32GBが一番人気でしょうか。
私は冒頭の宣言どおり見送りしますけど、Appleの新製品ですから11月1日の発売日はまた盛り上がることでしょう。お求めになった方の報告が楽しみです。