Insyncを使うと、Googleドキュメントのファイルをローカルコンピュータと同期させることができます。
Googleドキュメントは主に共有ファイルの置き場所として利用していますが、Insyncを利用するかどうか少し考えていました。
- ローカルコンピュータに保存するだけで、ファイルアップロードをInsyncがしてくれる。
- Googleドキュメントのバックアップが自動でできる。
- 古い埋もれたGoogleドキュメントのファイルをSpotlightで検索して整理できる。
- MacだけでなくWindowsでも使える。(良ければお客さんにすすめられる)
- 無料。
これらの理由でインストールすることにしました。また、Googleのストレージは80GBを$20.00/年で借りているので、空き領域にDropboxのファイルを一部移動させて、Dropboxエリアに余裕を持たせることも考えました。
Insyncのインストール
Insyncのサイトに移動して、ダウンロードボタンを押します。
ダウンロードされたファイルを開いて、アプリのフォルダーにドラッグします。飛行機の絵がかわいいです。
アプリケーションフォルダのInsync.appを開きます。Googleアカウントのログイン画面が表示されますのでログインします。
[ Link machine to this account ] をクリックすれば同期が始まります。ローカルコンピュータではホームフォルダ直下にInsyncフォルダ(その中にGoogleアカウント名のフォルダ)ができてファイルがダウンロードされてきます。
ファイルの同期は快適
ダウンロード完了後に、ローカルでファイルを追加したり、削除したりして同期の状態を確認。問題無いようです。速度もストレスを感じません。Dropboxと同じように使える感覚です。
ローカルファイルから共有設定
Insyncフォルダ内のファイルのコンテキストメニューから共有設定ができます。[ Share ] を選択するとブラウザが開いてInsyncのMyサイトで設定できます。
左側のテキストボックスに相手のアカウントを入力して、Returnキー押せば…。
追加することができます。共有相手への権限付与も設定できます。
しかし画面上は設定できているものの、 Googleドキュメントで確認すると共有設定が反映されていません…。共有相手がInsyncを使っていないとダメなのか、ブラウザがChromeじゃだめなのか、いろいろ試行錯誤するも原因わからず。ともかくコンテキストメニューの [ Open in GDocs ] からGoogleドキュメントを開いて設定できるので、この件は見送りました。
同期済みのファイルなのに黄色のチェックマークがついていたり、改善の余地はありそうです。でもファイルの内容は同期されているようなので安心。Googleドキュメントで共有を削除すると、相手側のInsyncフォルダからもファイルが消えることを確認しました。複数のGoogleアカウントを設定できるのも便利です。
GoogleドキュメントのストレージはDropboxに比べると利用料が安い(200GBでも$50.00/年)ですし、追加容量も段階的に選べますので、Dropboxからの乗り換えも考えられそうです。
Googleドキュメントをお使いの方でしたら、インストールしてみるといいでしょう。