50ccのオートバイを移動手段にしてみたら原付二種にたどり着く

原付きバイク

家族が通勤で乗っていた原付オートバイ(50cc)を譲り受けたのが2か月程前のことです。

初夏で気温が高くなる頃で、心地よい風を受けながら走るのが楽しく、仕事の移動手段として積極的に使いました。

ヤマハジョグ2サイクル

オートバイに乗る機会を増やして節約できたこと

  • 燃料代の節約
  • 駐車場代不要(結果、節約)
  • 時間の節約

オートバイに乗らなくても気がつきそうなことですが、燃料代は自動車にかかる費用の5分の1程度になりました。ガソリン1Lで35kmは走っているでしょう。
駐車場代に関しても、車はコインパーキングに駐車していたのに、オートバイだと「そこに置いていいですよ。」と訪問先の敷地内に置かせていただいたりして節約になっています。

また、自動車での移動と違って渋滞の影響を受けにくいですし、駐車場まで移動する時間や発進するまでの時間が短く、余裕ができて出発は遅く、帰宅は早くなります。
目的地が遠方だったり、荷物が多かったり、雨が降ると億劫なバイクだけど梅雨明けの晴天時には大活躍でした。

原付(50cc)バイクの不都合

継続利用したいと感じるバイクにも不都合な点がいくつかあります。

30kmの制限速度

これが最も不都合に感じる点。「自転車」と付くわけで自転車なら30km以上出したら危ないってことなのでしょうか。道路では50〜60kmで走る自動車と一緒なので国道等では恐怖心を煽られます。当然のことながら30km超えて走行すれば交通違反切符を受け取ることになります。

二段階右折

50ccは交差点の二段階右折の対象です。私の行動エリアに二段階右折の交差点は無いので、二段階右折をしたことがありません。そもそも二段階右折をどうやっていいかよくわかってません。もし巡り会ったら…きっと面倒に感じることでしょう。

小径タイヤ

50ccスクーター多くはタイヤサイズが10〜12インチサイズと小さめ。小さいタイヤは小回りがきいて取り回ししやすい反面、路面の段差に機敏に反応するので運転に注意が必要です。丁寧に運転(スピード落として)しないと、工事中の道路などでハンドルを取られそうになります。

不都合を解決する第二種原動機付自転車

不都合を解決する案として、50ccバイクからのステップアップを考えました。原付二種(普通二輪小型限定 / 125cc未満)のメリットについてはオートバイメーカーのWebサイトにも掲載されています。

制限速度は60kmになりますし、二段階右折の必要もなくなります。タイヤサイズも少し大きくなるでしょう。

そういえば、通勤や買い物等のバイクも125ccクラスを見かけることがあります。2名乗車ができたり、維持費もさほどかわらないのが理由でしょうか。

20代に中型自動二輪(今の普通自動二輪)免許を取得していたので、免許を取得する必要も無くオートバイを購入するだけですぐに乗れます。免許を所有していることが気持ちを動かします。

しかし、オートバイ選びはなかなか大変。原付二種は中古市場でも絶対数が少なく、良いものは新車に近い価格帯です。

「いっそ新車で…いや待てよ」と堂々巡りすること数週間の時を経て原付二種のオーナーになりました。

こちらの記事をご覧ください。

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