Pages表紙のページ番号はいらない〜セクションで異なる設定をする

Pages

仕事先で、Word文書にページ番号を挿入する方法に関して「表紙と裏表紙にはページ番号いらない」「目次の次のページを 1 としたい」などのご質問。「セクション区切り入れてください。」などと返答していると、Pagesはどうなのかな?と疑問が発生します。

Pages (バージョン5.2) のページ番号挿入について確認しました。

ページ番号を挿入する

サンプル文書の構成

6ページのサンプル文書を作って検証します。

  • 1ページ目は表紙
  • 2ページ目は目次
  • 3-5ページ目は本文
  • 6ページ目は裏表紙

上記の構成でページ番号を3-5ページだけに入れる、3ページ目のページ番号を”1″にして4、5ページ目を “2”、”3″と連番のページ番号にします。

サンプルページの構成

操作画面の表示設定

表示メニューで [ページのサムネールを表示]、[レイアウトを表示]、[不可視文字を表示] を選択して表示状態にしておきます。そのほうが、作業しやすいと思います。

表示メニュー

以下が6ページ分のサンプル文書。画面右上に [書類] ボタンがあります。これは後の説明で使いますので位置だけ確認しておきます。

6ページのサンプル文書

ページ番号とセクション区切りの挿入

ページ番号を入れたいのは3ページ目なので、3ページ目のフッターに移動。中央のフッター枠をクリックすると、[ページ番号を挿入] と出るのでクリック。

ページ番号を挿入

すると、ページ番号のタイプを選ぶ表示になるのでひとつ選んでクリック。3ページ目だから “3” と出ているんですね。

ページ番号のタイプを選択

続けて以下の表示になります。

[ここから新しいヘッダ/フッタを開始] をクリックします。

セクション区切りの挿入

新しいヘッダ/フッタを開始としたので、2ページ目と3ページ目の間にセクション区切りが挿入されます。ページサムネールが大きくなり、2ページ目 (目次) の最後にセクション区切りマークが表示されます。

セクション区切りとサムネール

ページ番号を振りなおす

ここまでの操作でページ番号は、最初のページ (表紙) から最後のページ (裏表紙) まで連番 (1〜6) で番号が振られます。

3ページ目から始めたから、それ以降にページ番号が入ると思っていたけど勘違いでした。

3ページ目のフッタを選択して、画面右上にある [書類] ボタンから [セクション] を表示します。

[開始番号] を選択して値を “1” とすることで、3ページ目のページ番号が “1” になります。また、以降のページ番号が2、3、4と連番になりました。

ページ番号を変更する

1ページ目(表紙)と2ページ目(目次)には1、2とページ番号が振られています。これは不要なので、どちらかのフッターに移動してdeleteすればOKです。

6ページ目 (裏表紙) もページ番号を表示しないので、6ページ目のフッターで新しいヘッダー/フッター開始を選択します。 (5-6ページの間にセクション区切りが入る) その後、6ページ目のページ番号をdeleteすれば完成となります。

最後のページもセクション区切り

さいごに

セクション区切りを入れて操作するのは、WordもPagesも同じですね。Wordだとリボンが上部にあり、Pagesはインスペクタパネルが右側に表示されます。マウスポインタ移動が頻繁だと、上のリボンより右のインスペクタが快適とも思えたりします。

文書を受け取ることも送ることもまずしないPagesですが、操作画面がシンプルでiPhone、iPadでも使えることからもっと積極的に使おう!など不確定な決意をしております。

Mac版Pagesです。

 
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こちらはiPad版Pages。iOSだとセクション区切りとか入れられないようです。従って最初から最後まで連番。

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