最後が近づくときのとんでもなく寂しい感情 〜unlimited〜

授業参観の様子

何かの終わりが近づいたとき、次のステップに進む準備をすることで “成長” があると思います。しかし、ときには “終わってほしくない・いつまでもこのままでいてほしい” という感情に支配されて、次のステップなど考えることすらできないこともあるのかと思います。

最後の授業参観

先日の土曜日は小学校の授業参観でした。末っ子は6年生ですので、小学校最後の授業参観になります。

音楽の授業でした。卒業を1か月後に控えていますから、卒業式で披露する合唱の練習をしています。

子どもたちの歌声は入学式や卒業式、合唱コンクールなど何度も聞く機会がありました。聞き慣れているはずですが、わが子が卒業を迎えるにあたり聞こえてくる歌声はいつもと違う特別なものです。

 

unlimited (アンリミテッド) を練習していました。

 

先生の指導で一生懸命になる子どもたちを見ていると、子どもの可能性は無限と感じます。

授業参観に出向くたびに、子どもたちの姿を見るのが楽しみです。小学生の成長はとても早いので、子ども扱いしていると恥ずかしくなることも…。今回も教室に入るなり、面識のない子から「おはようございます」と挨拶され、慌てて「こんにちは」と返事するありさまでした。

45分の音楽の時間はあっという間に終わりました。これだけ近い距離で聞けるチャンスはそうありません。他の保護者の方々も満足そう。(最後だし)ビデオ撮れば良かったと少し後悔しました。

もう一つの最後

末っ子の卒業と同時に学校保護者(PTA会員)ではなくなります。長男の入学から14年経ち、いよいよ小学校とのお別れが近づいてきました。

 
とんでもない寂しさを感じます。
 

PTAの役員活動を終えたときも忘れないように記録したほどの”想い”がありましたけれど、それ以上かもしれません。

子どもが卒業しても地域協力者として学校とのお付き合いは残ります。しかし、無くなるもの、できなくなることもたくさんあります。

学校イベントに保護者が参加

子どもたちのために保護者同士で協力してイベントを成功させること。先生方と意見を交換しながら子どもたちのためにできることを考える時間。お互いの立場を理解しながら活動してきた日々に終わりが近づいています。

たくさんの保護者、先生との出会いが生まれた小学校。子どもたちが学校生活でたくさん友達を作ってきたように、保護者としてたくさんの仲間ができた場所です。

 

いつまでもこのままでいてほしい。

 

まだ何回か、卒業式まで学校に出かける用事があります。わが子が通う大好きな小学校での時間を大切にしたいと思っています。

YouTubeにプロフェッショナルのアレンジによる unlimited がありました。子どもたちの合唱とはまた違う良さを感じます。卒業式で子どもたちの声を聞くまでこれを聞いています。
稲垣潤一 – アンリミテッド – YouTube

 

「毎年参加のイベントも明日で最後! 過去ログを振り返ってモチベーションアップ」もご覧になってみてください。