まだ間にあう!Photoshopで画像加工、写真入りの年賀状をつくろう

年賀状をつくろう

こんにちは。3連休最終日はいかがお過ごしでしょうか。クリスマスイブ & 師走で何かと忙しいですね。

そろそろ年賀状を作らなければ…できれば写真などを入れて…とお考えの方もいらしゃるかもしれません。私は毎年のんびりしていて、仕事納めの後に作業しています (-。-;)

Photoshop (CS5) を使って、簡単に手早く写真入りの年賀状を作成してみます。素材さえ用意しておけば、すぐ完成できると思います。年賀状がまだの方は試してみてください。
Photoshop Elementsは手元になくてわかりませんが、だいたい同じような作業ではないかと思います。


用意したサンプル画像

最初に年賀状に使いたい写真や素材をデスクトップに用意しておきましょう。サンプルとして撮影済みの写真1点と年賀文字2点(画像ファイル)を用意しました。

年賀文字は、年賀状作成おたすけサイト – キヤノン クリエイティブパーク – からダウンロードしています。(個人利用であれば自由にダウンロードできます。詳しくはサイトの規約をご覧ください。)


ハガキサイズの用紙を作成して写真を挿入する

Photoshopで [ファイル]-[新規] からハガキサイズのファイルを作成します。プリセットで日本標準用紙を選ぶと、サイズにハガキがあります。もし横長で作成するならば、幅と高さを逆にしておくといいでしょう。

Photoshopでハガキサイズのファイルをつくる

OKボタンをクリックすると、ハガキ大のファイルが表示されます。

デスクトップに用意した写真をドラッグして挿入しましょう。

画像ファイルをドラッグして挿入

挿入された写真の大きさを調整します。Shiftキーを押したまま角のハンドルをドラッグすれば縦横比を変えずに拡大縮小できます。

サンプルでは子どもの周囲を型抜き(マスク)しますので、用紙からはみ出して(子どもの写真を大きめに)サイズを変更しました。

大きさが決まったらReturn (Enter) キーを押してサイズを確定します。

画像の大きさを決める

写真を楕円状に型抜き(マスク)する

選択ツールから楕円形選択ツールを選び、子どもの周囲をドラッグして範囲選択します。

選択ツールで楕円選択ツールを使う

範囲選択が上手にできなくても、[選択範囲]-[選択範囲を変形]から調整することができます。

写真の周囲をぼかす

選択範囲が決まったら、[選択範囲]-[選択範囲を変更] から[境界線をぼかす…]を選びます。

ぼかしの半径を8pxにして境界をぼかしました。

境界をぼかすダイアログボックス

続けて [レイヤー]-[レイヤーマスク] から[選択範囲外をマスク]を選びます。境界がぼかされた写真で型抜き(マスク)されます。

境界をぼかしてマスクした状態

次に、ダウンロードした年賀文字を挿入します。デスクトップからドラッグして挿入し、位置やサイズを変更します。「HAPPY NEW YEAR」の下に挨拶文をタイプしますので、少し間を空けておきます。

挨拶文のスペースを確保してレイアウト

挨拶文をタイプする

文字ツールから、横書き文字ツール(または縦書き文字ツール)を選択します。画面上でクリックすれば、カーソルが表示されますので挨拶文をタイプします。

文字ツールを選んでテキストをタイプする

文字のスタイルや大きさの調整は、文字ウィンドウで行います。入力後の変更は、文字が選択されていることを確認してから行いましょう。

文字ウィンドウの設定画面

完成しました。マスクの作業に手間取らなければ、さほど時間のかからない作業だと思います。お気に入りの写真を使って楽しい年賀状を作ってください。

年賀状出来上がりの状態

よろしければ、サンプル画像をPhotoshopでちょっとだけ加工してお手軽な年賀状作成もご覧ください。