「初・PORTER」購入 〜1983年から作られているTANKERシリーズ〜

仕事用のバッグとして吉田カバンのPORTERを選びました。吉田カバン(株式会社 吉田)は創立が1935年の老舗カバンメーカーですね。

実は、PORTERと吉田カバンが頭の中で繋がったのは割と最近の話。どちらもよく聞く名前でしたが、購入を検討しはじめてから「吉田カバンが作っているPORTERシリーズ」と理解しました。吉田カバン=革製品のイメージでしたので、ナイロン製のPORTERとは繋がらなかったのです。

選んだPORTERはTANKER 3WAY BRIEF CASE(622-07460)。TANKERシリーズは1983年から製造されているそうで、PORTERの代名詞とも言える存在とのこと。「初・PORTER」の購入品として迷いはありませんでした。

重たいコンピュータを入れることもありますので、バックパックでも使える3WAYタイプは条件のひとつでした。ナイロンの感触も良くて、インナーがオレンジ色なのは、バックの中をごそごそ探す私にはうれしい配色です。

今日は休日なので、バッグの中にビジネスアイテムをどう入れるか考えます。入れ方によって使い勝手も変わりますからね。

中に何も入れない、ただ見た目の感想

外ポケットはホックとベルクロで留めるタイプ。ポケット幅は外側から測ると18cm程ありますが、中に入れる物は15cm幅程度が適当と思われます。この商品で一番気に入っている部分がこの外ポケットです。サイズが大きいのに、主張しすぎないポケットではないでしょうか。


外ポケットの裏側はファスナー付きのビニールポケットです。仕切りのない大きなポケットは、中が見えるので小さな物を入れてもすぐ見つかりますし、その日に受け取った書類などの保管場所として、また濡れものを一時的に保管するにもいいと思います。

反対側は3本収納できるペンホルダーと両サイドにポケット。ペンホルダーには太めのペン(3色ボールペンなど)も収まります。ポケットの幅はおよそ15cm、深さ14cmで入口部にオレンジ色のベルクロが付きます。縦にして使った時に中が出ないようにする配慮だと思います。外ポケットも同じですね。


2層式のもう一つは、片面が2ポケット、もう片方は1ポケット。どちらのポケットも内側がオレンジ色&ベルクロ付きです。ポケットの中に手を入れるとき、素材の感触が柔らかく優しい感じがします。ビジネスバックってなんとなく肌に痛い感じのものが多そうですが、これはイイ!。

底面はコンピュータなどのための補強はありませんので、衝撃を気にするような精密品を運ぶのであれば、インナーケースを別途用意した方がいいですね。


バックパックするためのショルダーストラップはチャックを開けて引き出します。GregoryのMission packを所有してるので、この仕様には慣れてます。

おそらくコンピュータを入れたらバックパックが多いと予測できるので強度が気になります。ストラップの付け根もしっかりと縫ってあるので安心でしょう。


通常の手持ちのハンドル部分は、使わない時にはホックで留めておけます。細めのフカフカな感触はやはり好みです。汚れが目立つ部分ですから、お手入れはしっかりしたいものです。

また、手持ち用のハンドルは縦の部分にもあります。荷物を入れたままリュックのストラップ出す時に持ち手になったり、縦長で持ちたい時(満員電車はこのほうがいいのでは?)に便利なハンドルです。


ビニールポケット側の層はファスナーが下まであるので、ガバッと全開にできます。もう片方は、片側だけ下までファスナーが付きます。(写真だとよくわかんないですね。)リュックとして使った時に、間違っても落としたくないものはこちら側が安心できます。(Mission packでファスナー空いてるのに気がつかず、背負おうとして落とした経験あり。)


ショルダーバッグとして使うためのストラップが付属します。肩にあたる部分のパッドなどはありません。それが無いのでバッグに入れて持ち歩く時もかさばらないのがいいです。

まだ一度も使っていないけれど、この時点での満足度はとても高い商品です。